最後に残るものは知っている この箱を開けたときから 僕は知らないふりをした 魑魅魍魎から大事な人を 見えない手で搔き抱き 心の声で呼び止めた そうして過ごしてきたけれど 今僕は幸せなのか 微笑む夢を置いてきた 悲しむ暇もなく別れを重ねた 気づけば箱の底が見えていた 残る者は